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帰化について:
1.サッカー選手と帰化。
最近ですと、プロサッカー選手の帰化について、サッカー雑誌の編集部から取材を受けることもあり、帰化も身近な制度になって来つつあるのではないでしょうか。欧米等のサッカー選手もその国に帰化して、プレーし易くするようです。ただ、日本の帰化というのは、元の国籍を、原則として失うことを要件としていますので、元の国籍を維持したままプレーするということにはなりません。
2.帰化とは国籍取得です。
帰化はアメリカで言えば、「市民権」の取得です。日本でも「市民権取得」という表現こそ用いないものの、根本的な趣旨は同じと言えるでしょう。アメリカでは、多種多様なバックグラウンド・パーソナルヒストリーを持つ人々が米国市民になります。米国の帰化は、帰化した人々が集まり、式典が催されることもあり、大変感動的なものです。他方、日本の帰化制度はまだ「可塑性」に富む制度であり、米国を参考にする部分がありましょう。日本の国籍取得制度は、今後、かなり変わってゆくことが予想されます。国籍を取得することは本来、素晴らしいものであり、いわば結婚式と同様なイメージを持っていただければと思います。
3.法律は通常、形式的に適用されます。
法律というのは形式的な側面があります。たとえば、同じ日本人の子どもでも生まれた年度ないし時期によって、日本人になったり外国人になったりしていた頃がありました(今でもその影響が残っています。)。そういう場合でも法務局では、あくまで「外国人」として扱い、日常的には意識しないようなことや、プライバシー権(憲法13条)に関わるようなことを多く聞かれますが、これは厳格に法を適用しているだけですので、お気を悪くなさらないよう、お願いいたします。
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